ショートパットが切れてしまうのを防ぐ方法
カップの正確な大きさとボールの大きさをご存知でしょうか。
カップの大きさは108ミリ、ボールサイズは42.67ミリです。
つまり真ん中を狙った場合、左右にボール1つ分もずれるとカップインはしないのです。
そこで切れても良い幅を広くする方法として有効なのが、
カップの真ん中を狙うのではなく、カップインするぎりぎり端を狙うという方法です。
ただ単にぎりぎりを狙うと余計に外す確率が上がってしまうので、
まずは自分のパットが片方にしか外さないような癖をつけることが重要です。
初めのステップとしては、かならずパットを外す時は、
右に外す、もしくは左に外すという癖をつけます。
真っ直ぐに打とうとすることは非常に難しいのですが、
ちょっとだけなら、右に外れても良いという気持ちで打つと、
それほど難しくなく思った方向にボールが転がってくれるものです。
その際に、ボールの方向だけでなく、ボールにどういう回転を与えようかということを
意識すると、方向性も良くなります。
特にすごい短いパットになると、ただ当てるだけの無回転になってしまって、
方向が大きくずれてしまうことがよくあると思うので、短いパットでも、
回転を意識することで方向性を高めることができます。
その次のステップとして、外す方向の反対側のカップの縁を狙うようにするのです。
そうすると狙い通りに転がってもカップインするし、
自分の癖の方向に外れてもカップインする可能性が高くなります。
通常のショットだと、スライス傾向の人はフェアウェイの左端を狙って、
スライスで曲げたり、フック傾向の人はフェアウェイの右端を狙って打ったりすると思いますが、
それをショートパットにも当てはめてみるということです。
今までは、左右にボール1個切れてしまってはいらなかったものが、
1.5個分くらいは切れてもカップインするようになるので、
ショートパットがはいる確率が格段に高まります。
まずは外す方向が1つになるように自分のパットを改善してみて、
その後に狙う方法を変えてみるということを試してみてはいかがでしょうか。
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